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デフォルメイラスト制作のコツ

イラストの現場では、なにかと描く機会の多いキャラクターのデフォルメ。
最近のスマホゲームでは、立ち絵とは別に、ゲーム中で実際に動くデフォルメキャラが存在するタイトルも多いですよね。
しかし、簡単な作業と思われがちなのか、しっかりロジックを聞く機会が少ない分野でもあります。
今回はそんなデフォルメイラスト制作のコツをご紹介します!
とはいえ、デフォルメ具合や使用目的によって理想となる形は変わってきますので、今回は一例として参考にしてみてください。

「省略」と「誇張」を意識してみよう

今回は左の立ち絵を右図のようにデフォルメしてみました。
こちらを詳しく解説していきたいと思います。
どのようなデフォルメの仕方にするにしても共通して言えるのが、「重要でない部分の省略」と「特徴となる部分の誇張」です。
デフォルメイラストでは装飾などの細かい部分を省略して、緻密さを下げる必要があります。
それは多くの方が理解していることかと思いますが、同時に重要なのが一部の「誇張」なのです。

デフォルメイラストは、使用される媒体の中で小さく表示される事が多いので、縮小時にもキャラの特徴がハッキリ掴めるようにする必要があります。
細かい部分を「省略」するだけでなく、そのキャラの特徴となる部分や大きめのパーツをさらに「誇張」しましょう。
また、元の絵での尖った部分を丸くすることを意識するとよいでしょう。
今回のイラストの場合は、胸下のファーや後ろ髪の毛先ですね。

体のバランスに気をつけよう

次に体のバランスについてです。
時々見られる失敗パターンが、顔パーツの配置がデフォルメ前と変わっていなかったり、リアルな体のままサイズだけ小さくなっていたりしているケースです。
デフォルメイラストでは体型も変えていく必要があります。

今回のキャラの素体は赤線のようになっています。
これは一例ですので、すべてのデフォルメイラストがこうでなくてはならないわけではありませんが、

・肩幅を小さく
・胴体は末広がりの洋ナシ体系
・アゴは尖らせない
・顔パーツの位置を下げる

これらを意識すると、うまくまとまりやすいです。
特に重要なのが、最後に挙げた顔のパーツです。
目、鼻、口は、顔に対して位置を下げることを心がけましょう。

以上、デフォルメイラスト制作のコツのご紹介でした。

簡単な作業に思えても、ちょっとした意識の違いで完成形がガラっと変わってしまう分野ですので、今回ご紹介した内容を少しでも活用してもらえればと思います。

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