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引けば引くほどいい。

GW、旅行先でホームシックになりました。やすおです。
もう都会から出たくないです。
前回の記事で、「線画で見栄えが大きく変わる」という記事を書きました。
正直、線画がなくても絵は描けるんだけども…。
結局、「どういう風に描けばよくなるのよ!」という疑問を残したまま終わってしまったので、今回は、「線画の強弱をつけるコツ」と、「線を引く練習法」をまとめていきたいと思います!

1回で引けなくても“盛れ”ばいい

「線に強弱がつかない!」
そう、お悩みの方もいると思います。
いきなり、「筆圧をあげろ」だとか、「入り抜きを意識して!」とか言われても、少し練習しただけで劇的に変わるなんて難しすぎます。
「練習すれば引けるようになるっていうけれど、そんな時間はない!」ということなら、とりあえず“線に厚みが足りない”ことさえカバーできれば、問題ないと思うんですよね。
今回は、眠ってたラフを描き起こしたもので説明していきます!

前回のような強弱のない線画に加筆するとこうなります。
加筆するだけで、ちょっと見栄えがよくなります!
では、もうひとつ、加筆のしかたを変えたものも見てみましょう!

なんだか元の線画の方がよく見えませんか?
というのも、加筆した場所が適当で、変なところが盛り上がって見えてしまうからです。
加筆したもの2種類を見比べてみましょう。
マウスカーソルを画像に乗せると、書き足したところを赤で表示できます!(PC推奨)

「〇」 と「×」は“ポイントを押さえているか”の差です。
では、その“ポイント”とはどこなのかというと…

上図の通りです!
なぜ、上記2点にいれるかというと、

ふくらみ→線画太いほうが手前に見える。
カゲ→みぞに入れると奥まって見える。

からです。少なくとも、私はそう思ってます。

カラーでいうと、ハイライト、2カゲを入れるところに近いかもしれません。
黒1色で、まったく逆のことが起きているのが不思議…。
線の強弱の幅が広い絵柄のマンガ(少年ものとか)を参考にするのがおすすめです!
ここまで読んだら、今日から線画がよく“盛れ”ますね!
ぜひ使ってみてください!

次は、根本から線を鍛える方法を見ていきましょう!

紙とペンさえあれば!

「線画なんて後から盛れるんだし、それで調整すればよくない?」と、先ほどの話で思った人もいると思います。
では、先ほどの盛った線と、筆圧をコントロールした線を見比べてください!

変にあとから足していないので、加筆したときのものより違和感が少なく見えませんか?
特に髪の毛なんかは1本が短く、加筆したものだと平面になりがちです。
ちなみに、加筆した線画は通常の1.5倍くらいの時間がかかっています。
それなら、盛ってる時間がもったいない!って思うので、根本的な線の練習法(アナログ)について説明します!

なぜアナログに限定するかというと、

・どんな環境でも描けるようになる
・引き直しができない緊張感
・力加減が目に見える
・デジタルだと手ブレ補正を使えてしまう

という理由です。
なので、設定を切れば、デジタルでもできなくはありません!
まず、冒頭でも触れた通り、線を思い通りに引くというのはとても難しいことです。
何万本と引いたところで、いつも思い通りな線が引けるわけなく…。
それも、「“筆圧が目に見える道具”を日常で使わない」というのも原因ではないかと思ってます。
鉛筆やマーカーなどは、力の加減で大幅に線が太ったりしません。
筆は力加減によって太さが左右されますが、日常的に使っている人は少ないと思います。
ましてや、Gペン(よく漫画家がつかっているようなペン)などのつけペンなんかは握ったことある人の方が少ないのではないでしょうか。
普段使っている筆記具って、筆圧を意識しても見えづらいので、練習しにくいんです!
どれくらい筆記具によって差があるのかというと、

これくらいです。 

目に見えて「強弱ついてます!」というと、筆ペンが一番ですが、細さや自由度を考えると「Gペン」が練習には最適だと思います。
道具をそろえるのに少しお金はかかりますが、ペン先の開き具合で、自分の力がどれくらいかかっているのかがわかる数少ないツールです。
弱く細く引いてみたり、ペン先が割れそうなくらい強く引いてみたり、強弱を意識してキャラの線画を引いたりして練習します。
後日、液タブを久しぶりに使ったときに、入り抜きがスムーズにできるようになったので、タブレットのタッチ具合とも近いのではないでしょうか?!
あと、普通に使っていて楽しいので、一度は是非使ってみてほしいです!

「インクを使うのはこぼしそうで怖い! 気軽に描きたい!」って人は、
ぺんてるさんの「トラディオ・プラマン」も細くて強弱つけやすいのでおすすめです!

あとは、たくさん線を引くことです。できたら毎日。
紙にフリーハンドで〇をたくさん書いたり、短い線をいろいろな方向から引いたり…。
1日5分もかからないので、手軽で難しくなく、おすすめです!
本当に地味なんですけど、息抜き感覚で手元にあるペンで紙に線を引き続けます。 こんな感じに適当にぱっぱと。

(約5分/「トラディオ・プラマン」使用)

「うまく引こう!」なんて意気込まずに、無心で引く方がうまく引けたりします。
緊張しすぎると手元も震えますしね。
過去の線も取っておいて、「前よりたくさん描けた!」「線画よれることが減った!」と見比べてうれしくなるのもアナログの醍醐味です!
今回は「絵」というより、「線」の話でしたが、思い通りに線が引けるようになればなるほど、絵を描くことも楽しくなると思います。
いろんな道具を使って、いろんな線を引いてみてくださいね!

それでは今回はこのへんで!

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