意外と難しい金属の塗り方

金属を“らしく”塗るには?

アクセサリーが好きで、指輪やピアスなどたくさんつけているのに、金属アレルギーになって割とへこんでいるおもちでございます。
今回は、イラストには必要不可欠な、金属の塗りでイラストの印象が大幅に変わるということについて書いていこうと思います。
みなさん、なんとなく塗っていませんか?一手間加えるだけで大きく変わるんです。
簡単そうに思えて実は質感などが難しい金属の塗り方。そのコツを自己流ではありますが、紹介します!

あくまで自己流ですのでご了承ください!


金は黄色じゃない!

初心者にありがちなミスの金の塗りを黄色で塗ってしまうことです。
私が専門学校に入学したてのころ、なぜか私含め、クラスメイトのほとんどは金色を彩度の高い黄色で塗っていました。
金=黄色という固定概念があるのかもしれません…。

前回の記事で紹介した私のイラストのように、金を黄色で塗ってしまうと黄色部分が目立ってしまい他の箇所が死んでしまいます。
このように真っ黄色を置くと目が痛く、そこが目立ってしまい他の箇所に目線がいきづらいです…。
金は黄色ではなく茶色!」と考えましょう。
Photoshopのカラーパレットで分かるように、茶色側(カーソル下)寄せると目に優しくなります。

ハイライトとして白も入れると思いますが、あまりに白すぎてもまた目が疲れてきます。
なので、白に近い茶色(クリーム色)などをのせるとチカチカしません。
学生時代は講師にずっと「金は黄色じゃなくて茶色!!」と耳にタコができるほど言われたものです。


楽に質感を出せるブラシが便利!

金属の質感って簡単そうに見えて難しいですよね。
実はPhotoshopに元から入っているブラシで、誰でも簡単に金属っぽくなる塗れる技があるんです!

ブラシツールの上の方の中にこのようなブラシがあります。こんなつぶつぶの24番です。
このブラシがとても万能なんですよね!
見た目的に誰が使うんや…って思ってましたけど。
このブラシの不透明度と流量を30~40%辺りまで下げてレイヤーを乗算に設定してサッサッと塗ると一気に質感が上がります。

こんな感じになんとなく金属っぽさが増すと思います。
ただ塗るだけだと単調になりやすいので、ブラシサイズを変えたり、消しゴムも同じつぶつぶブラシでサッサッと馴染むように消すとより金属っぽくなります。
ついでにオーバーレイで青色の反射光を追加したらなんかさらにかっこよくなります。
こういう一手間も大切な気がします。
サビらせるときは、同じブラシで色を赤茶色にしてポンポンとのせるとそれっぽくなります。
こちらも先ほどと同様にレイヤーを乗算にしてくださいね。

こんな感じに少しポンポンっと追加しただけで、古びた金属になります。
ゲームのアイテムとかだとレア度ごと差分イラストをつくることがあるので、レア度の低いアイテムにサビを追加するとレア度の高いアイテムと差がつけやすいです。
丸ブラシしか使ってなかったけど、案外いろんなブラシを使ってみると新しい発見があるんです。


「適度な」ハイライトの重要性

金属といえばやっぱりハイライトですよね。
ハイライトも入れ方が違えば大きく変わって見えます。
金属は角に光が溜まるので、装飾の隅にハイライトを少し多めに入れると“らしく”なります。
細かい装飾などはあまり凝りすぎず、一番光が当たりやすいところに入れれば、うるさくならずにしっかり映えると思います。
金属だからといって全体に強くハイライトを入れるのではなくて、光が弱まるところにはぼかしで入れましょう。

全体に強く入れるとギラギラしてしまい目が疲れるので…。
質感ってなかなか苦労しますよね。

そんな感じでパパっと金属の塗り方紹介でした。
少しでも役に立てばいいなと思います。
またこういうブラシを発見したら記事にできればと思います!

おもち

デザイナーのおもちと申します。銃を持って駆け回っているゲーマーの引きこもりです。 高校を卒業して、お煎餅の工場に就職し、お煎餅で生涯を終えるのは違うと確信し、夢のイラストを携わるお仕事を追い求めフリーターになって貯金し、専門学校に通い、ここまでやって来ました。

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